「岡山は受け入れる側になる」──看護学生インターンが初めてのヒアリングで感じたこと

HALE NOTE #01
看護学生のイラスト

HALE NOTEでは、現場に関わった人自身の言葉で、その日の気づきをお届けします。今回は、2026年9月25日に井原市民病院で行った初回ヒアリングに、インターンとして同行した、岡山大学災害支援学生チーム「Aegis(イージス)」のはづきさんです。

はじめまして、岡山大学で看護を学んでいる、はづきです。医療ドラマを見て救急や災害対応に興味を持ち、看護師を目指すようになりました。今回、HALELINKのインターンとして、井原市民病院での最初のヒアリングに同行させていただきました。

目次

岡山は「受け入れる側」になる

一番新しい視点だったのは、平山さんの「岡山は、ほかの県で災害が起きたときに受け入れる側にならないといけない」という言葉です。私はこれまで、災害が起きたら自分たち岡山県民がどうすればいいか、ということしか考えていませんでした。岡山県民は防災意識が低い傾向があるように感じていますが、「受け入れる側」だという認識を持つことで、意識が高まりやすくなるのではないかと思いました。

病院だけでは地域は守れない

あらゆる場合を想定すると、井原市民病院だけでなく、井原高校や矢掛、笠岡、倉敷など、周辺の地域との協力も欠かせないことがわかりました。南海トラフ地震のときには、井原市民病院が受け入れる側になる可能性もあります。その備えを、地域ぐるみで進めていくことが大切だと感じました。

患者さんにも避難経路を

避難経路は、職員だけでなく患者さんも知っておけるといいと思いました。たとえば病室の机に避難経路を置いたり、廊下に貼ったりすると、自然と目に入るのではないかと考えました。

病院の電気をどう守るか

熊本地震でも停電が起き、空調が使えなくなったことで熱中症の患者さんが多く出たと聞き、災害時に病院の電力をどう維持するかがとても重要だと感じました。その対策について、さまざまな議論が交わされていて、とても興味深かったです。

これから

今回の経験を通じて、防災にはゴールがないこと、そして様々な方と良好な関係を紡いでいくことが必要不可欠なのだと実感しました。これからは、平山さんのように多くの方と関わり合いながら、学生ならではの視点で意見を出し、防災活動に貢献できたらいいなと考えています。

文:はづき(岡山大学 看護学生/岡山大学災害支援学生チーム Aegis) 構成:HALELINK


HALELINKから

現場で日々医療を支える方々の声に、学生の新しい視点が加わることで、これまで見えていなかった課題やアイデアが生まれます。井原市民病院の皆さまとともに、災害時にも地域医療を止めない仕組みづくりを進めながら、次世代の医療者が課題解決の最前線に関われる機会を広げていきます。

HALELINKでは、医療・防災の現場に関わりたい学生インターンや、地域の医療継続に取り組む医療機関・自治体の皆さまとの連携を募集しています。関心のある方は、お問い合わせフォームからご連絡ください。

HALE NOTE #01

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次